さあ、東京タワー水族館オススメの生き物たちを紹介するこのシリーズ!
第3弾はアフリカに棲む肺魚のプロトプテルス・エチオピクスです〜!!
アフリカ大陸を流れるナイル川に棲んでいます。最大で2mになります。
顔のアップはこんな感じ。
他の魚と同じくエラもありますが、「肺魚」と言う名前の通り肺も持っています。
ここが他の魚では見られない特徴ですね。
そのため肺呼吸するために、数分に1度は水面に上がってきます。
このエチオピクス(通称エチオ)、他の水族館などでも「肺魚」の代表種として展示されていることが多いですが
当館のエチオは何がすごいかと言うと、その大きさ!
1mを軽く超えているのに加えて、太さも中々のものです!男性の太ももくらいあります!
さらにアルビノ(色素のない種類)もいますよ〜
しかし!こんなのん気な顔をした肺魚たち、噛む力が凄まじく、万一噛まれたら骨折だけで済むかどうか…です。
そんなエチオの日常。
砂を口に含んで、砂に混ざった貝を食べることがあるんですね。
モゴモゴモゴモゴ…として、砂は食べられないから
どばーー!!!
(万が一食事中にこのブログを見てた方、すみません…!)
これを繰り返すときがあります
そして魚たち、たまに「あくび」のような姿を見せることがあるんですが(思い切りエラに水を通しているのだと思います)
この前撮影に成功したエチオの姿がこれ!!
ゆっくり口を開けて
すんごーい!!
こんなに口が開くんです!!
この普段の「脱力感」「アンニュイ」な表情、「両生類、は虫類にも通じる見た目」
それに対する「凶暴性(仲間同士で殺しあいます)」「(アゴの)破壊力」
…そうか、このギャップで人気をかっさらう!!
これが肺魚たちの作戦か!!
上手いこと考えたなー!!ちくしょー!!